おはようございます。三起均整院の筒井です。
今日も健康に役立つ情報をお伝えしていきたいと思います。
今回は、**ヘバーデン結節シリーズ第7回「ヘバーデン結節とプシャール結節との違いとは?」**というテーマでお話しします。
指の関節が腫れてきたり、痛みが出たり、少しずつ変形してきたりすると、「これはヘバーデン結節なのだろうか?」「プシャール結節とは何が違うのだろう?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、この2つは症状が現れる関節の場所に違いがあります。
今回は、それぞれの特徴や一般的に考えられている原因、そして当院が長年取り組んできた改善に向けた考え方についてお話しします。
1.ヘバーデン結節とプシャール結節の違いとは?
まず、ヘバーデン結節とプシャール結節の最も大きな違いは、症状が現れる関節の場所です。
ヘバーデン結節は指の第一関節に起こる
ヘバーデン結節とは、指先に近い第一関節に痛みや腫れ、変形などが起こる状態です。
指の第一関節は、爪に最も近い関節のことです。
この関節に痛みや腫れが生じたり、関節の周囲が硬く盛り上がったりすることがあります。
また、関節の変形が進むと、指先が曲がって見えることもあります。
特に、40代以降の女性に多く見られ、閉経前後から症状が現れる方もいます。
ただし、男性にも起こることがあり、年齢や性別だけで判断できるものではありません。
プシャール結節は指の第二関節に起こる
一方、プシャール結節は、指の第二関節に痛みや腫れ、変形などが起こる状態です。
第二関節とは、指の付け根と第一関節の間にある関節のことです。
ヘバーデン結節が指先に近い関節に起こるのに対して、プシャール結節は、その一つ手前の関節に起こります。
プシャール結節でも、関節が腫れたり、動かすと痛みが出たり、関節の周囲が硬くなったりすることがあります。
また、指を曲げ伸ばししにくくなる場合もあります。
簡単にまとめると、次のようになります。
- ヘバーデン結節: 指先に近い第一関節に起こる
- プシャール結節: 指の第二関節に起こる
どちらも指の関節に痛みや腫れ、変形などが現れますが、症状が起こる場所が異なるのです。
なお、関節の腫れや変形があるからといって、必ずしもこの2つのどちらかとは限りません。症状によっては、関節リウマチなど、ほかの病気との区別が必要になることもあります。
2.ヘバーデン結節とプシャール結節の原因とは?
それでは、なぜヘバーデン結節やプシャール結節が起こるのでしょうか?
一般的には、加齢、指の使いすぎ、遺伝的な要因、女性ホルモンの変化などが関係すると考えられています。
特に、指の関節に起こる変形性関節症では、関節の軟骨や周囲の組織に変化が生じ、痛みや腫れ、変形などにつながることがあります。
また、女性は閉経前後に女性ホルモンの分泌が変化するため、この時期に指の関節の不調を感じる方もいらっしゃいます。
ただし、これらの要因がすべての方に当てはまるわけではありません。
発症の仕組みには、まだ十分に解明されていない部分もあります。
プシャール結節のほうが痛みが長引くのか?
当院で指の関節の症状についてご相談を受けていると、痛みの程度や経過は人によって大きく異なると感じます。
ヘバーデン結節でも痛みが長く続く方がいらっしゃいますし、プシャール結節でも症状が落ち着いてくる方がいらっしゃいます。
そのため、プシャール結節のほうが必ず痛みが取れにくいと、一概にいうことはできません。
大切なのは、症状が現れている関節だけでなく、指の動きや日常生活での使い方なども含めて、ご自身の状態を確認することです。
3.東洋医学から考える指の関節の不調
ここからは、当院が長年取り組んできた考え方についてお話しします。
当院では、2008年からヘバーデン結節に関する施術や生活習慣の見直しに取り組んできました。
その中で、指の関節だけを見るのではなく、食生活やストレス、体全体の状態にも目を向けることを大切にしています。
東洋医学では、腎は生命活動や加齢、生殖機能などと深く関係するものと考えられています。
こうした東洋医学の考え方を参考に、当院では、指の関節の不調についても、体全体の状態を確認しながら対応しています。
ただし、東洋医学でいう「腎」と、現代医学でいう腎臓の機能は同じものではありません。
また、腎臓の疲労がヘバーデン結節やプシャール結節を引き起こすという関係が、医学的に確立されているわけではありません。
その点を踏まえたうえで、当院では、食生活やストレス、体の動きなど、日常生活の中で見直せる部分に注目しています。
4.指の関節の不調を改善するために見直したい3つのこと
当院では、健康を考えるうえで、次の3つの要素を重視しています。
それは、食べ物・ストレス・体の歪みです。
これらを見直すことは、指の関節の不調がある方にとっても、健康的な生活を送るための一つの取り組みになります。
① 食生活を見直す
毎日の食事は、健康を維持するための基本です。
まずは、栄養バランスの取れた食事を心がけ、糖分やアルコールなどの過剰な摂取を控えることから始めてみましょう。
当院では、食生活を見直す際に、次のような食品や飲み物の摂取状況にも注目しています。
- アルコール
- コーヒーや紅茶、緑茶
- 甘いお菓子や糖分の多い飲み物
- 果物の過剰摂取
- 小麦製品
- 乳製品
- ハムやソーセージなどの加工肉
- 超加工食品
- ゼロカロリーをうたう食品や飲料
これらをすべての方が一律に避けなければならないわけではありません。
コーヒーやお茶、小麦製品、乳製品などが、ヘバーデン結節やプシャール結節の直接的な原因になると確立されているわけでもありません。
大切なのは、極端な食事制限をすることではなく、ご自身の食生活を振り返り、偏りがあれば見直すことです。
また、水分補給も大切です。ただし、腎臓や心臓の病気などで水分制限を指示されている方は、医師の指示に従ってください。
② ストレスをため込まない
ストレスが続くと、睡眠の質が低下したり、体に力が入りやすくなったりすることがあります。
そのため、心身を休める時間を確保することも大切です。
例えば、次のようなことを取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 十分な睡眠を取る
- ゆっくり呼吸する時間をつくる
- 好きなことを楽しむ
- 無理をせず、適度に休憩する
- 軽い散歩などで気分転換する
ストレスを減らすことで、痛みそのものが必ず改善するとは限りません。
しかし、心身の緊張を和らげ、日々の生活を快適に過ごすための助けになります。
③ 体の歪みや動きに注目する
当院では、体全体のバランスや動きにも注目しています。
肩の高さや骨盤の位置など、見た目で分かる歪みもありますが、見た目だけでは判断できない場合もあります。
例えば、体を前後に曲げる、左右に倒す、上半身をひねるといった動作を確認すると、動かしにくい方向や左右差が見つかることがあります。
当院では、こうした体の状態を確認しながら、均整法による施術や、筒井式均整体操などを取り入れています。
ただし、体の歪みがヘバーデン結節やプシャール結節の直接的な原因であると確立されているわけではありません。
また、体全体を整えることによって、指の変形そのものが元に戻ると保証できるものでもありません。
指の痛みが強いときや、関節が腫れているときは、無理に運動したり、患部を強く揉んだりしないようにしましょう。
5.ヘバーデン結節とプシャール結節でお悩みの方へ
指の第一関節や第二関節に痛みや腫れがあると、家事や仕事など、日常生活にも影響が出ることがあります。
ボタンを留める、ペットボトルのふたを開ける、包丁を握るといった何気ない動作がつらくなることもあるでしょう。
そのような症状がある場合は、無理をせず、まずは整形外科などの医療機関で診察を受けることをおすすめします。
特に、関節が急に赤く腫れた場合や、強い痛みがある場合、複数の関節に症状が現れている場合には、早めに医療機関へ相談してください。
ヘバーデン結節やプシャール結節以外の病気が隠れている可能性もあるためです。
そのうえで、食生活や睡眠、ストレス、体の動きなど、ご自身で見直せる部分にも目を向けてみましょう。
当院では、2008年からヘバーデン結節に関する取り組みを続けてきました。
これまでの経験をもとに、指の状態だけでなく、体全体の状態や生活習慣にも目を向けながら、健康づくりをサポートしています。
なお、施術や生活習慣の見直しによる効果には個人差があり、症状の改善を保証するものではありません。
6.福岡・東京でヘバーデン結節改善セミナーを開催します!
ここで、セミナーと施術会のお知らせです。
福岡・ヘバーデン結節改善セミナー&施術会
2026年11月3日、福岡・博多駅前で、ヘバーデン結節に関するセミナーを開催します。
開催日時:2026年11月3日(火)11時30分~13時30分
セミナーでは、食生活・ストレス・体の歪みという3つの視点から、指の関節の不調と健康的な生活についてお話しします。
また、筒井式均整体操についてもご紹介する予定です。
セミナー終了後には施術を行い、翌日の11月4日(水)も施術を予定しています。
ヘバーデン結節による指の痛みや変形でお悩みの方はもちろん、健康維持やアンチエイジングに関心のある方も、ぜひご参加ください。
詳しい内容や参加方法については、三起均整院のホームページをご覧ください。
東京・ヘバーデン結節改善セミナー
2026年12月2日(水)には、東京でもヘバーデン結節改善セミナーを開催します。
開催時間は12時30分から、2時間程度を予定しています。
詳しい内容や参加方法については、三起均整院のホームページでご案内します。
また、当院では、ヘバーデン結節についてのご相談や、LINE電話サポートコース、ご自宅で取り組むためのヘバーデン結節解消プログラムなどもご案内しています。
指の関節の痛みや変形でお困りの方は、一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ:ヘバーデン結節とプシャール結節の違いを知りましょう
今回は、ヘバーデン結節とプシャール結節の違いについてお話ししました。
最後に、ポイントを整理しておきましょう。
- ヘバーデン結節は、指の第一関節に起こる症状です。
- プシャール結節は、指の第二関節に起こる症状です。
- どちらも痛みや腫れ、変形などが現れることがあります。
- 加齢や関節の変化などが関係すると考えられていますが、原因にはまだ解明されていない部分もあります。
- 食生活や睡眠、ストレスなどの生活習慣を見直すことも、健康管理の一環として大切です。
- 痛みや腫れが続く場合は、医療機関で診察を受けましょう。
指の関節に変化が現れると、不安になる方も多いと思います。
しかし、まずはご自身の症状を正しく知り、必要な診察を受けながら、できることから取り組んでいくことが大切です。
三起均整院では、これからもヘバーデン結節に関する情報を発信していきます。
次回も、ヘバーデン結節について、皆さんのお役に立つ情報をお伝えしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
#ヘバーデン結節 #プシャール結節 #整体 #三起均整院


















コメントを残す