おはようございます。三起均整院の筒井です。
今回は、ヘバーデン結節と手首、腕の緊張には関係があるのか、というテーマでお話ししたいと思います。
ヘバーデン結節で指の第一関節に痛みや腫れがある方は、指そのものに原因があると考えがちです。しかし、私は施術の現場で、指だけでなく、手首や腕、さらには全身の状態にも目を向けることが大切だと考えています。
それでは、詳しく解説していきましょう。
1.ヘバーデン結節の原因は、まだ十分に解明されていない
ヘバーデン結節とは、手指の第一関節に痛みや腫れ、変形などが起こる状態です。
一般的には、次のような要因が関係すると考えられています。
- 指の使いすぎや繰り返しの負担
- 加齢
- 遺伝的な要因
- 女性ホルモンの変化
ただし、これらの要因だけですべてを説明できるわけではなく、発症や進行には複数の要因が関係していると考えられています。
では、指の第一関節だけに注目していればよいのでしょうか。
私は、指だけでなく、手首や腕の緊張、体の使い方なども確認することが大切だと考えています。
2.手首や腕の緊張が指の痛みに関係することはあるのか?
結論からいうと、手首や腕の緊張が、指の痛みや動かしにくさに影響する可能性はあります。
例えば、毎日長時間パソコンを使う方、スマートフォンを頻繁に操作する方、手作業を繰り返す方などは、知らず知らずのうちに手首や腕に負担をかけていることがあります。
同じ動作を長時間繰り返していると、手首や前腕の筋肉に疲労がたまり、筋肉や腱の動きがスムーズでなくなることがあります。
その結果、指を動かすときに余計な力が入ったり、手指に負担がかかったりすることが考えられます。
また、手首や腕の状態によっては、指の動かしにくさや不快感が強くなる場合もあります。
ただし、ヘバーデン結節そのものは、第一関節に起こる変化です。手首や腕の緊張が直接の原因であると断定することはできません。
大切なのは、指だけを見るのではなく、手首や腕の状態も含めて、自分の体に何が起きているのかを確認することです。
3.東洋医学の考え方から、体全体を見直す
東洋医学では、「腎」は生命活動や加齢などと深く関係する概念として捉えられています。
私が施術を行ううえで大切にしているのは、指の症状だけに注目するのではなく、食生活やストレス、体の歪みなど、体全体の状態を確認することです。
当院では、こうした考え方をもとに、体型や姿勢、関節の動きなどを確認しながら施術を行っています。
ただし、東洋医学でいう「腎」と、現代医学でいう腎臓の機能は同じものではありません。また、腎臓の疲労がヘバーデン結節を引き起こすと医学的に確立されているわけでもありません。
ヘバーデン結節でお悩みの方には、医療機関で必要な診断や治療を受けていただくとともに、日常生活での手指への負担や体の使い方を見直すこともおすすめしています。
4.指だけでなく、手首や腕も動かしてみましょう
では、手首や腕の緊張が気になる場合、どのようなセルフケアを行えばよいのでしょうか。
私がおすすめしたいのは、普段あまり行わない動きを、無理のない範囲で取り入れることです。
例えば、次のような動きです。
① 手首をゆっくり動かす
肘や肩の力を抜き、手首をゆっくり曲げたり伸ばしたりします。
痛みのない範囲で、手首を左右に動かしてみるのもよいでしょう。
勢いをつけず、ゆっくりと動かすことがポイントです。
② 指を無理のない範囲で動かす
指をゆっくり開いたり閉じたりしてみましょう。
普段はあまり意識していない指の動きにも目を向けてみてください。
ただし、第一関節に強い痛みや腫れがある場合は、無理に曲げ伸ばしをしたり、関節を強く引っ張ったりしないようにしましょう。
③ 手首から腕全体の動きを意識する
指先だけを動かすのではなく、手首や肘も含めて、腕全体をゆっくり動かしてみましょう。
長時間パソコンやスマートフォンを使用する方は、適度に休憩を取り、同じ姿勢や動作が続かないようにすることも大切です。
④ 招き猫体操を取り入れる
当院では、手指の動きを見直すためのセルフケアとして「招き猫体操」もおすすめしています。
詳しい動きについては、当院の動画で紹介していますので、ぜひご覧ください。
ただし、体操をすれば必ずヘバーデン結節が改善するというわけではありません。痛みが強くなる場合は中止し、自分の状態に合った方法を選びましょう。
5.ヘバーデン結節は、指だけでなく体全体を見直すことが大切
ヘバーデン結節でお悩みの方の中には、指の変形ばかりが気になり、手首や腕の緊張にはあまり意識が向いていない方もいらっしゃいます。
しかし、手指は手首や腕とつながっており、日常生活ではそれぞれが連動して働いています。
そのため、指の痛みや動かしにくさがある場合には、指だけでなく、手首や腕の動き、日常的な手の使い方なども確認してみることが大切です。
当院では、2008年からヘバーデン結節について研究を続け、食生活やストレス、体の歪みなどにも目を向けながら、体全体の状態を確認する施術を行っています。
もちろん、すべての方に同じ方法が適しているわけではありません。
ご自身でのケアが難しい場合や、指の痛みが長引いている場合は、一人で悩まずにご相談ください。
なお、指の関節が急に赤く腫れたり、熱を持ったり、強い痛みが出たりした場合は、ほかの病気が隠れている可能性もあるため、医療機関への受診をおすすめします。
6.福岡・東京でヘバーデン結節改善セミナーを開催します!
ヘバーデン結節について、もっと詳しく知りたい方、自分でできるケアについて学びたい方に向けて、リアルセミナーを開催します。
【福岡】ヘバーデン結節改善セミナー&施術
開催日:2026年11月3日(火・祝)
時間:午前11時30分~午後1時30分
会場:福岡・博多駅前
セミナーでは、食べ物、ストレス、体の歪みという3つの視点から、日常生活で見直したいポイントについてお話しします。
また、筒井式均整体操など、体の動かし方についてもご紹介する予定です。
セミナー終了後は、会場を移して施術を行います。11月4日(水)も施術を予定しています。
【東京】ヘバーデン結節改善セミナー
開催日:2026年12月2日(水)
時間:午後0時30分~午後2時30分
関東地方でヘバーデン結節による指の痛みや変形にお悩みの方、セルフケアについて学びたい方は、ぜひご参加ください。
セミナーでは、ヘバーデン結節について理解を深めながら、日常生活で気をつけたいことや体のケアについてお伝えします。
※開催場所、参加費、施術の詳細などは、ホームページでご確認ください。
7.お申し込みは三起均整院のホームページから
ヘバーデン結節による指の痛みや腫れ、動かしにくさでお困りではありませんか?
指の状態だけでなく、手首や腕の緊張、日常生活での手の使い方などにも目を向けることで、今まで気づかなかった改善のヒントが見つかるかもしれません。
セルフケアを続けても変化が感じられない方、ご自身の体の状態を詳しく確認したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
福岡・東京のセミナーへのお申し込みや、施術についてのお問い合わせは、三起均整院のホームページからお願いいたします。
ヘバーデン結節でお悩みの皆さまが、ご自身の体と向き合い、毎日を少しでも快適に過ごせるよう願っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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