こんにちは。三起均整院の筒井です。
今日もヘバーデン結節について、改善のために知っておきたい情報をお伝えしていきます。
今回のテーマは、**「ヘバーデン結節で指が動かしにくいときに気をつけたいこと」**です。
ヘバーデン結節は、指の第一関節に痛みや腫れ、変形などが起こる病気です。
指を曲げようとしても曲がりにくい、朝起きたときに指がこわばる、物をつかむときに痛みが出るなど、日常生活で不便を感じている方も多いのではないでしょうか。
ボタンを留める、包丁を握る、ペットボトルのふたを開けるといった何気ない動作も、指が動かしにくくなると大変ですよね。
ヘバーデン結節については、加齢や遺伝、指の使いすぎ、女性ホルモンの変化などが関係していると考えられています。ただし、原因はまだ十分に解明されていません。
そこで今回は、指が動かしにくいときに注意したいことと、指を動かしやすくするために取り組みたい体のケアについてお話しします。
1.動かしにくい指を無理に動かさない
ヘバーデン結節で指が動かしにくくなったとき、まず気をつけていただきたいのは、無理に指を動かそうとしないことです。
指が曲がらないからといって、力を入れて無理に曲げたり、反対の手で強く押したりしていませんか?
また、指が動かしにくいからといって、痛みを我慢しながら何度も曲げ伸ばしをしている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、第一関節に痛みや腫れがあるときに、無理な運動を繰り返すと、症状が悪化する可能性があります。
特に、第一関節が赤く腫れていたり、熱を持っていたり、少し動かすだけでも痛みが出たりする場合は注意が必要です。
このようなときは、痛みを我慢して動かすのではなく、負担のかかる動作を控えましょう。
大切なのは、指をまったく動かさないことではありません。症状に合わせて負担を減らし、無理のない範囲で動かしていくことです。
では、指が動かしにくいときには、ほかにどのようなことに気をつければよいのでしょうか?
2.指だけでなく、体全体に目を向ける
私は、ヘバーデン結節について考えるとき、指だけを見るのではなく、体全体の状態にも目を向けることが大切だと考えています。
三起均整院では、2008年からヘバーデン結節について研究を続けてきました。
その中で私が注目しているのが、食べ物、ストレス、体の歪みという3つの要素です。
これらは、日々の健康状態や体の使い方を考えるうえで、見直したいポイントです。
東洋医学では、腎と骨や関節などとの関係を重視する考え方があります。
私もこの東洋医学の考え方を参考にしながら、指だけでなく、全身の状態を確認することを大切にしています。
ただし、ヘバーデン結節が腎臓の疲れによって起こると医学的に確立されているわけではありません。指の症状があるからといって、腎臓に問題があると決めつけることもできません。
また、食事やストレス、体の歪みを整えることだけで、指の変形そのものが改善するとは限りません。
それでも、日常生活を振り返り、体全体の状態を整えるためにできることを探すのは大切です。
今回は、その中でも体全体の歪みと体の動かし方についてお話しします。
3.体の歪みをチェックしてみましょう
皆さんは、普段から体を十分に動かしていますか?
私たちは日常生活の中で、同じような姿勢を取り、同じような動作を繰り返しています。
デスクワークをする方は長時間座ったままになりやすく、家事をする方は前かがみの姿勢や、腕を前に出す動作が多くなりがちです。
このように、いつも同じような体の使い方をしていると、特定の筋肉や関節に負担が集中することがあります。
そこで私がおすすめしているのが、体の動きやすさを確認することです。
例えば、次のような動作を試してみましょう。
- 体を前に倒す
- 体を後ろに反らす
- 体を右に倒す
- 体を左に倒す
- 体を右に回す
- 体を左に回す
それぞれの動作で、動かしにくさや左右差がないかを確認します。
ただし、こうした動きに左右差があったからといって、必ずしも体が歪んでいると断定できるわけではありません。
筋肉の柔軟性や関節の状態、過去のけがなども関係します。
また、動作を確認するときは、痛みのない範囲で行ってください。
無理に体を倒したり、勢いをつけて回したりする必要はありません。
自分の体がどの方向に動かしやすく、どの方向に動かしにくいのかを知ることが、体の使い方を見直す第一歩になります。
4.普段あまりしない動きを取り入れる
体の動きにくさを感じたら、普段あまり行わない動きを、無理のない範囲で取り入れてみましょう。
例えば、いつも前かがみになっている方は、痛みがなければ背筋を伸ばして胸を開く動きをしてみます。
体をひねる機会が少ない方は、椅子に座った状態で、ゆっくりと左右を振り向いてみるのもよいでしょう。
大切なのは、勢いをつけず、呼吸を止めずに、気持ちよく動ける範囲で行うことです。
私が三起均整院でお伝えしている体操の一つに、全身の動きを意識した「筒井式均整体操」があります。
体全体の動きを見直し、日常生活で偏りがちな体の使い方を変えることを目的とした体操です。
詳しい内容については、三起均整院のホームページをご覧ください。
ただし、体操をすれば必ずヘバーデン結節が改善するというわけではありません。
指の痛みや腫れが強い場合は、無理に体操を行わず、医療機関に相談してください。
5.第一関節に負担をかけず、ほかの関節も動かしてみる
ヘバーデン結節で指が動かしにくい方に、もう一つ意識していただきたいことがあります。
それは、痛みのある第一関節だけに注目しないことです。
指には、第一関節のほかに第二関節があり、指の付け根にも関節があります。
物をつかんだり、指を曲げ伸ばししたりする動作では、これらの関節が協力して働いています。
ところが、第一関節に痛みがあると、指全体を動かすことが怖くなり、ほかの関節まで動かさなくなってしまうことがあります。
そこで、第一関節に痛みや腫れがあるときは、無理にそこを動かそうとせず、ほかの関節を動かすことから始める方法もあります。
例えば、第一関節をできるだけ動かさず、痛みのない範囲で第二関節や指の付け根をゆっくり動かしてみます。
このとき、第一関節に痛みが響かないことが大切です。
少しでも痛みが強くなる場合は中止してください。
また、第一関節を動かさなくても、ほかの関節を動かすだけで第一関節が動きやすくなるとは限りません。しかし、痛みのある部分に負担をかけずに、指全体の動きを保つ工夫にはなります。
痛みのある場所だけを無理に動かすのではなく、動かせる部分から少しずつ動かしていく。
これが、指の動かしにくさに対処するときの一つのポイントです。
なお、指の腫れや変形が急に進んだ場合や、強い痛みが続く場合は、自己判断せず整形外科などで診察を受けましょう。
6.ヘバーデン結節は一人で悩まず、体全体から考えてみましょう
ヘバーデン結節によって指が動かしにくくなると、これからどうなってしまうのだろうと不安になる方もいらっしゃると思います。
指の変形が進むのではないか、日常生活に支障が出るのではないかと心配になるのも無理はありません。
しかし、指の状態や症状の経過には個人差があります。
まずは、痛みのある指に無理な負担をかけないこと。そして、日常生活での指の使い方や、体全体の動きにも目を向けてみてください。
三起均整院では、2008年からヘバーデン結節について研究を続け、指の状態だけでなく、全身の状態や生活習慣にも目を向けながら、一人ひとりに合ったケアを考えています。
ヘバーデン結節の症状や経過は人によって異なるため、すべての方に同じ方法が適しているわけではありません。
だからこそ、ご自身の状態に合った方法を見つけていくことが大切だと考えています。
ヘバーデン結節について詳しく知りたい方は、ぜひ三起均整院のホームページをご覧ください。
指の痛みや動かしにくさでお悩みの方にとって、日常生活を見直すきっかけになれば幸いです。
7.福岡・東京でセミナーと施術会を開催します!
最後に、お知らせです。
このたび、福岡と東京で、健康について学んでいただくためのセミナーを開催します。
【福岡】ヘバーデン結節改善セミナー&施術会
日時:2026年11月3日(火)11:30~13:30
場所は福岡・博多駅前です。
セミナーでは、健康を考えるうえで大切な「食べ物・ストレス・体の歪み」という3つのテーマを中心にお話しします。
後半では、体の動きを意識した体操についてもご紹介する予定です。
ヘバーデン結節による指の痛みや変形にお悩みの方はもちろん、健康維持やいつまでも元気に過ごすための方法を知りたい方も、ぜひご参加ください。
また、11月3日の午後と11月4日(水)は施術会を行います。
セミナーで学ぶだけでなく、ご自身の体について相談したい方も、この機会をご活用ください。
【東京・渋谷】健康セミナー
日時:2026年12月2日(水)12:30~(約2時間)
東京・渋谷でもセミナーを開催します。
体の状態や生活習慣を見直し、健康づくりに役立つ知識を学んでいただく機会にしたいと考えています。
詳細については、三起均整院のホームページでご確認ください。
まとめ
今回は、ヘバーデン結節で指が動かしにくいときに気をつけたいことについてお話ししました。
大切なポイントは、次の4つです。
- 痛みのある第一関節を無理に動かさない
- 指だけでなく、体全体の動きにも目を向ける
- 普段あまりしない動きを、無理のない範囲で取り入れる
- 痛みのないほかの関節から、少しずつ動かしてみる
ヘバーデン結節の症状には個人差があります。無理をせず、ご自身の状態に合った方法を選ぶことが大切です。
指が動かしにくいからといって、痛みを我慢しながら頑張る必要はありません。
まずは、できることから少しずつ始めてみましょう。
ヘバーデン結節でお悩みの方は、一人で抱え込まず、三起均整院のホームページもぜひご覧ください。
皆さんが毎日を少しでも快適に過ごせるよう、これからも健康に役立つ情報をお伝えしていきます。
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